※当劇団には①本公演②別枠公演③ニュートラル公演…の3種類の公演があります
①本公演…ある程度の日数にオリジナル長編作品を上演
第1回本公演 「未来型シンカーに國策の花束を」 2005年4月 阿佐ヶ谷アートスペースプロット
<キャスト>
シンゴ/嶋野悠気(フランクサバゲリラ)
シオザキ/須賀則光
ヒサシ/ワタヴェ・ギョイ
タクミ/田淵悠太郎(劇団円想者)
マツヌマ/櫻庭慎吾(風凛華斬)
スギウラ首相/松本電電丸(劇団こんにちはシアター)
ユミコ/大川裕子
アダチ/原ゆうや
カサイ/鈴木さや香(夢幻舞台)
<スタッフ>
脚本&演出/原ゆうや
舞台監督/八木円
音響/桑江令
照明/竹井はりもと
舞台美術/桐村絵美
宣伝美術/愉快犯
小道具/嶋尾悠司
衣裳&メイク/小川瑶子
制作/桂万希子
<あらすじ>
近未来。新たな居住空間を求めた人類は、それを海底に見出した。シーバー博士の開発した、海水を化学分解して酸素を作り出す「オー・メイカー」と、ウェルズ博士の開発した人工太陽「フォロー・ザ・サン」が、海底に新国家「アクアス」を誕生せしめたのである。そしていつしか人類は地上に住む「ランダー」と海底国家「アクアス」に住む「シンカー」に二分されていった。
理念と正義により、人種や国籍を超越した結束で国力が隆盛の一途を辿る「アクアス」に対し、地上の「ランダー」たちは相変わらず国家利害や宗教や人種や民族の対立によって絶え間ない戦乱を繰り返し、人的物的損害を積み重ね、争えば争うほど互いの国力を摩耗させる一方であった。それに嫌気が差した「ランダー」は次々と「シンカー」となり「アクアス」への移民を開始。地上世界は人口流出が社会問題となり、国家財政が立ち往かなくなった国々の国家元首たちは、隆盛を続ける「アクアス」の富と資源に目をつけ「アクアス」からの経済援助、軍事的助勢を打診するも「モンロー主義(不干渉主義)」を貫く「アクアス」からそれを引き出すのは不可能だった。
一方「ランダー」国家の一つ「ジャポニカ」のスギウラ首相は「アクアス」を武力もしくは外交的圧力によって屈服させ、その富と資源を獲得。それにより増強させた軍事力及び経済力を以て「ランダー」支配を目論んでいた。同様の戦略は他の「ランダー」諸国の元首達も持っていたが、スギウラ首相は一風変わった手段を講じていた。他国が「アクアス」攻略のため潜水艦隊を増強するのに対し、「ジャポニカ」は艦隊増強と同時に「特殊工作員」の養成を開始した。
その「特殊工作員」とは、海中をほぼ無呼吸で遊泳し「アクアス」を攪乱し破壊工作を行う目的で養成される、「海中人」に他ならなかった。極秘裏に建設された養成施設では、各地から徴用された「ランダー」を、幼少の頃からの想像を絶する水中訓練と水中生活によって「シンカー」以上の「新シンカー」へと育成するプログラムが着々と進められた。
多くの「ランダー」が人並みの幸福や感動を享受することも叶わず脱落し落伍し、溺死事故死を繰り返す中、ほんの一握りのエリート「新シンカー」達が生き残り、「アクアス」破壊の密命を帯び、海中へと沈んでいくのだった…。 閉じる
第2回本公演 「三重殺」 2005年11月 シアターバビロンの流れのほとりにて
<キャスト>
宮下瑞城/須賀則光
北条翼/ワタヴェ・ギョイ
車田和洋/酒井秀人
鳥山健一/田淵悠太郎(劇団円想者)
秋本慎平/松本電電丸(劇団こんにちはシアター)
池田憲子/鈴木さや香(夢幻舞台)
本多由佳里/菊池真貴(夢幻舞台)
榊原純/小野寺仁子(D・Nプロデュース主宰)
酒井絵里/大川裕子
鳥居耀子/江口茜
久保拓朗/原ゆうや
<スタッフ>
脚本&演出/原ゆうや
舞台監督/八木円
音響プラン/桑江令
音響オペ/香山鼓
照明/竹井はりもと
宣伝美術/白岩七瀬
舞台美術/大越ヨシヲ可
大道具&小道具/加地須トム
衣裳&メイク/大川裕子
制作/渡部祐也+OfficeYACHOKU
<あらすじ>
上荻大学社会学部の「久保ゼミ」は福祉問題を取り扱うゼミナールである。社会学部教授、久保拓朗のもと、個性豊かな10人の学生が集まっている。
やがて訪れた、上荻大学学園祭「ふれあい祭」恒例の「ゼミナール対抗ステイジ発表会」。それぞれのゼミナールが毎年趣向を凝らした出し物を発表するこの舞台において、「久保ゼミ」は前人未踏の大会9連覇をかけて臨むことになる。それを阻止せんとする他のゼミナールが差し向ける刺客たちを迎え撃ちながら、「久保ゼミ」は見事な大会9連覇を達成することができるのか。
例年に比べて覇気と発想力に欠け、歴代のOBたちからは「落ちこぼれ」かのように見られがちなゼミ生たちが、9連覇達成のために考え出したステイジ発表の演目とは…?
大会9連覇を目指すために知恵を絞り情熱をぶつけるゼミ生たちとそれを暖かく見守る教授の久保拓朗。差し向けられる他ゼミの刺客たちとの死闘を通じて、単なる「おふざけ」ではない、きわめて真剣な「お笑い」と、日本の福祉を考える。 閉じる
第3回本公演 「秘拳★冠闘朧夢」 2006年5月 シアターバビロンの流れのほとりにて
<キャスト>
大河辰巳/ワタヴェ・ギョイ
鶴田恭子/鈴木さや香
鶴田日明/須賀則光
大河希美/鈴木美早子(劇団the Empty Space)
大魔王シャロン/白井則行(演奏舞台)
天龍/武居利行(企画集団回天木馬)
サヤマ/原ゆうや
ホクト/江口茜
コシナカ/嶋野悠気(フランクサバゲリラ)
道場生&戦闘員A/田淵悠太郎(劇団円想者)
道場生&戦闘員B/松本電電丸(劇団こんにちはシアター)
<スタッフ>
脚本&演出/原ゆうや
舞台監督/八木円
音響プラン/桑江令
音響オペ/川越陽介
照明/竹井はりもと
宣伝美術/白岩七瀬
舞台美術/YAX第4工房
舞台美術協力/横山里実(夢幻舞台)
衣裳&メイク/大川裕子
大道具&小道具/橋本由希
制作/渡部祐也+鈴木かほり
<あらすじ>
世界26ヶ国、250カ所に支部を置く奥多摩流拳法は「修身活人(身を修めて人を活かす)」「克己磨拳(己に克ちて拳を磨く)」を宗とし、心身を鍛え、悪心を自らの内より追放し、愛とその愛の享受者を守り、普遍的正義の貫徹を目指す崇高な武道として日々発展を遂げ、普及を続けていた。
その奥多摩流拳法の頂点を極める総師範、鶴田日明は奥多摩流三百有余年の歴史上、最強の拳を持つと謳われた古今未曾有の達人であったが、ある事件を契機に闘争の虚しさに目覚め、総師範の椅子に座りながらも事実上の隠退を宣言し、一部の道場生を除いてはその存在を誰も認識しなくなっていた。
そんな折り、大河辰巳と名乗る一人の青年が弟子入りを志願してくる。辰巳の武道家としての天稟を見抜いた日明はそれを受け入れ、自らが会得した奥多摩流の精髄を教授していく。やがて辰巳と自らを繋ぐ因縁に気づく日明であったが、それは全て己の内に秘め、拳を通じて師弟としての絆を深める日々を送った。
一方、謎の新興宗教『ガリヴァアの華』と名乗る武装組織が暗躍を始めていた。その教祖は「大魔王シャロン」と自ら呼称し、人体化学実験で生み出された虎人間「サヤマ」、一子を残して夫に捨てられた怨念を利用され冷徹な戦士として操られる女性武闘派幹部「ホクト」、世に浮遊する霊魂を自らに憑依させることのできる霊媒師「コシナカ」を筆頭とする恐ろしい部下達を組織して教団の勢威拡大に猛進していたが、しかしその真意は別にあった。実はシャロンの正体は、かつて鶴田日明の下で奥多摩流を学び、師範代にまで抜擢された天才武道家、松本延彦であり、奥多摩流の「本質」に目覚めたために日明から破門処分を受けて永遠に奥多摩流に関わることを禁止された過去をもっていた。
その怨みを晴らし「本質」の恐ろしさと正しさを見せつけるため奥多摩流殲滅を目論むシャロン。自らが愛する奥多摩流を襲撃され侮辱されたことに怒りを覚える辰巳。終わった筈の血塗られた宿命が再び甦り、今度こそそれを終わらせんと伝説の拳をふるうことを決意した日明。そしてそれを取り巻く家族や仲間たち。果たして闘いの行方は…!? 閉じる
第4回本公演 「消滅カレンダー」 2006年9月 新宿サニーサイドシアター
<キャスト>
鯨井笑子/鈴木さや香
津山正治/須賀則光
清原、カスカベ、笑子の兄、現実の所長、男A、/原ゆうや
工藤、笑子の母/江口茜
新開、男B/松本電電丸
桑田、満田、ササボン、極道、看守A/嶋野悠気(フランクサバゲリラ)
武田、ヤス、精神世界の所長、看守B/竹岡慎吾
山さん、親分、ムネオカ、笑子の父、看守C/山内一生(やまびことりお)
<スタッフ>
脚本&演出/川越陽介
舞台監督/八木円
音響/桑江令
照明/谷垣敦子
舞台美術/鱒田エンキチ
宣伝美術/藤井奈生子(WEFER)
大道具&小道具/橋本由希
衣裳/村井エイコ(幸庵)
制作/鈴木かほり
<あらすじ>
どこで間違えちゃったんだろ? わからないんですよ、それが私の名前だって事も。今居るこの世界についてもわからない事だらけです。私、上手に笑えていますか?
死刑囚の津山正治。些細なことからラーメン店で店主夫妻とその家族を殺害した過去を悔いつつ独房で過ごす。やがて奇妙な花園で、一人の少女と心を通わす夢を見るようになる。ほんの少しのうたた寝の中で、ほんの少し取り戻した人間の心。しかしそんな津山にも「償い」の時が迫る。 閉じる
第5回本公演 「分け入っても、分け入っても、悪魔。」 2007年2月 新宿村LIVE
<キャスト>
サタン/竹田眞
ガルシア/鱒田エンキチ
ラフィン/須賀則光
グラッデン/山主晃一(劇団S.A.R.)
ワズディン/半破悠時朗
シュー/民栄花
マント/白井則行(演奏舞台)
マーサ/鈴木さや香
タイトン/原ゆうや
ノートン/川瀬誠(プロダクション東京ドラマハウス)
ミッチェル(※ダブルキャスト)/山本准&松本電電丸
<スタッフ>
脚本&演出/原ゆうや
舞台監督/八木円
音響プラン/桑江令
音響オペ/鈴木美早子
照明/足立幸子+川口修平
宣伝美術/白岩七瀬
舞台美術/寺田真理
小道具/山本准
衣裳/武川瑞穂
メイク/金子久美
ダンス振付/菊川朝子(hula-hooper)
制作/鈴木かほり
<あらすじ>
人間と悪魔とが共存していた時代は終わった。
何が「善」で、何が「悪」かは一概に断言出来ず、定義するのも容易ではない。しかし人間は「悪でないもの」を「善」と定義するという安直な発想で事を起こした。すなわち「悪」を創り出すことによって自らを「善」とする、「悪」の象徴たる悪魔を滅ぼすことを選んだ。そして、争いが始まった。
戦いは一進一退の攻防が続いた時もあったが、次第に人間軍の優勢となり、かつて人間を恐怖に陥れた筈の悪魔軍は各地で敗戦。遂に最後の拠点、悪魔の長サタンの居城のみを残すだけとなった。
そしてそのサタンの城をも圧倒的に勝る兵力と物量で包囲し、悪魔軍は四面楚歌に追い込まれる。打開策を求めようと、サタンを守る近衛七部衆(人の七つの罪―高慢、強欲、淫乱、憤怒、貪食、嫉妬、怠惰―を象徴する)ガルシア、ミッチェル、ラフィン、シュー、グラッデン、ワズディン、マントの七人(?)は連日合議を繰り返すが、なかなか結論の出ない小田原評定ばかりで時を空費していた。そして魔力と叡知の源泉たる長サタンも行く末を悟ったか、諦観めいた発言が増えていく。
意気上がる一方の人間軍も包囲作戦と力攻とは別に、密かに城内に決死隊を送り込み諜報や破壊工作の任に当たらせる。しかし勇気ある者が何度かこれに志願し挑んだが、なかなか成果はあがらず、生還者も出ていない。それでも、悪魔に囚われた人間軍総司令官カーサ総督の息女マーサを奪還するため、低級騎士のタイトンとその従者ノートンが勇敢か無謀かこれに挑んでいった。 閉じる
第6回本公演 「GALAXY POWER」2007年8月 千本桜ホール 東京FLC演劇祭参加作品
<キャスト>
ケンセイ/須賀則光
アヤティ/菊池真貴(夢幻舞台)
トム/山主晃一(劇団S.A.R.)
チヒロ/鈴木さや香
ユヅハ/直江真梨菜(ソラトビヨリ。)
ヤヴー総督/鱒田エンキチ
キルダビデ/武居利行(企画集団回天木馬)
ライオンハート/嶋野悠気(おども・タッパーズ)
クラブラック/ワタヴェ・ギョイ
スペードルフィン/田口勝久(ソラトビヨリ。)
モハメド・アリ=エル・イン・ザ・ダイヤモンド/白井則行(演奏舞台)
コクセイ/原ゆうや
<スタッフ>
脚本&演出/原ゆうや
舞台監督/森貴裕(猫ノ手)
音響プラン/桑江令
音響オペ/吾犀尚子(ドレッシング・ポップ)
照明プラン/萩原賢一郎(ライトスタッフ)
照明オペ/佐瀬三恵子
宣伝美術/白岩七瀬
衣装/武川瑞穂
メイク/金子久美
小道具/山本准
制作/鈴木かほり
衣装&制作補佐/武川玲子
<あらすじ>
約2000年以上もの間、連綿と続いてきたサクラ王国の王家を代々に渡って守ってきた近衛騎士、通称「銀河剣士」は、宇宙全体に散らばり、決して常人が触れることの出来ないエネルギーを感じ取り、そして体内に宿すことで爆発的な戦闘力を発揮することが出来る。そのエネルギーを「GALAXY POWER」と呼ぶ。しかし父コクセイの突然の死により名誉ある銀河剣士の座を継いだケンセイは、未だに「GALAXY
POWER」を体内に宿すことが出来ず、その他、剣術や学問などあらゆる点で落第生であった。しかも都合の悪いことにケンセイの父コクセイは、代々の銀河剣士の中でも五指に入ると言われた伝説の達人であり、何かにつけてはその父と比較されることでケンセイはすっかり腐っていた。
一方、世界を制覇する超大国メリゴの実力者ヤヴー総督は、かつてコクセイを中心にしてメリゴの横暴に対し立ち上がり、善戦するものの敗れたサクラ王国を植民地化とまではいかなくとも、ほぼ自由にふるまえる従順な国に改造しつつあった。そしてその総仕上げとして国民統合の象徴、サクラ王家の抹殺に着手していた。強引に潰せば国民の反逆や国際的非難も懸念されるためヤヴーは一計を案じ、後継者問題に口を挟んで陰謀をめぐらせ王女ユヅハを王位に就けさせた。そして禁忌とされている「結婚」をさせることを皮切りに、次々と「禁忌」を破らせ「前例」を覆して、王家を形骸化し有名無実の存在に堕落させることを目論む。更にはその結婚相手に、銀河剣士であるケンセイを送り込むため、幼少期から二人を「許嫁(いいなずけ)」として教育してきた。ヤヴー総督の思惑通りに事が運べば、サクラ王家もサクラ王国も、そして銀河剣士も「GALAXY
POWER」も手に入る。
銀河剣士ケンセイはヤヴーの思惑を打ち破り、己の宿命に目覚め、王国と王家を守れるのか!? 閉じる
第7回本公演 「アサガオ・キッズ~ぼくらのトライアウト~」 2008年7月 荻窪アールコリン
<キャスト>
鳥山賢介/森山光治良(劇団Co:co:a)
車田和義/山主晃一(劇団S.A.R.)
宮下英心/須賀則光
西原千結/田口勝久(モノヅクリズム ソラトビヨリ。)
津野浩康/岩田康照(モノヅクリズム ソラトビヨリ。)
矢沢くるみ/クボタノブコ(りんご)
高橋小春/寺島あやか
池田憲子/鈴木さや香
アサガオキッド/山本准
宮下幹英/原ゆうや
高木豊/ワタヴェ・ギョイ
富樫敏久/中山英樹(モノヅクリズム ソラトビヨリ。)
<スタッフ>
脚本&演出/原ゆうや
舞台監督/桃井太一
音響/雪里夕希+川越陽介+萩原奈緒美
照明/鐙雅代
衣裳/武川玲子
メイク/金子久美
宣伝美術/藤井奈生子
制作/鈴木かほり
<あらすじ>
偏差値も知名度も低い上荻大学の演劇サークル「インフィールド」はそれでも学園祭公演へ向けて練習の日々を重ねていたが、そこに謎の妖精アサガオ・キッドが現れる。
インフィールドが当日公演を行う会場「中州記念ホール」に魔王ユウガオ・シェイドが封印されているが復活が近いので再度封印するのを手伝って欲しいと言うが…。
公演をとるか、復活阻止に協力するのか、それとも一挙両得の妙案があるのか。文科系大学生による青春と恋の物語に環境問題を絡めた社会派の一作。 閉じる
第8回本公演 「海賊版◇アリス」 2009年12月 荻窪アールコリン
第9回本公演『星のダヴィデ』 2010年11月 アート シアターかもめ座
第10回本公演『弱音マイスター ~I love Iからはじめよう~』 2011年11月 遊空間がざびぃ
<キャスト>
赤田有寿/佐藤彩乃
赤田有実・ソーカツォ/中野智恵梨
赤田有信・ハマナ/須賀則光
赤田有希子・不思議な顔のアリス/田口勝久(ソラトビヨリst.)
赤田有剛・ユガミダニ/白井則行
キニー/鈴木さや香
ソンミン/鈴木啓子
ランデル/中谷透琉(HEAVY STYLE)
大沼琴美・アイコー/野澤今紀方(O-MATSURI企画MerryMaker)
片岡秀悟・イシゲヒロミッチ/野坂梨奈
竹谷順平・ユキオ/高橋一郎
タイラー・リー・バン=バークレオ14世/原ゆうや
ミドリンM/山本准
<あらすじ>
某高校のボランティア部に所属する赤田有寿が、ある時、飼っているウサギのキニーに連れられて異世界への旅に出る。そこは仮想空間か妄想か、何なのか知らないけれども、キニーのふるさとウサギの国「ジャビッド」だった。
しかしキニーは違和感を覚える。帰国前よりも自分達ウサギへの「保護」が手厚くなっていた。何かにつけて「可哀想」「弱い」と言われ続け、食べ物の牧草を無限に与えられ続け「これでいいや」という思想ばかりが蔓延する世界に。
一方でウサギ狩りが民族のアイデンティティだったタカ・ホーク族、ウサギの一部から工芸品を作って生活していたロテ族は過剰な保護に抗議していた。また、多用な植物の叢生が牧草の単一栽培で奪われ絶滅していると訴える植物学者ユキオもいた。
やがて過激な環境保護団体グリーン・ナイツの暴走と、それを背後から操るライオンの国「パンジャ」の存在が明かになっていく。キニーはウサギの独立自尊を訴えるべく無謀と言われながらライオンの国へと立ち向かい、諸民族もそれぞれの存在意義をかけて立ち上がる。
それを見た有寿は何を思い何を感じるのか?動物愛護問題を根底のテーマに繰り広げられる、不思議の国のアリスをモチーフにしながらモチーフになってない海賊版ファンタジー・バカ。 閉じる
第11回本公演 「ハネ品レジスタンス ~The weak win by all~ 」 2012年5月 遊空間がざびぃ
第12回本公演 「トム・ソーヤのつくりかた」 2013年6月 阿佐ヶ谷 アートスペースプロット
<あらすじ>
あの文豪ヘミングウェイが「アメリカ文学史上の最高傑作」と評した、
マーク・トウェイン作『トム・ソーヤの冒険』
その胸わくわくの冒険物語から、主人公トム・ソーヤがいなくなったら??
どうする?どうなる?
どうやって進めてく?
トム・ソーヤがいなくなってしまった『トム・ソーヤの冒険』のお話。
「芝居は世界を救わない。ただ、誰かを救う。」
と信じて疑わないYAX直線が描く、トム・ソーヤの世界。
ミシシッピー川行ったことない。
川と言えば隅田川くらいしか思い付かないインドア系どもが、
遥かなるミシシッピーに思いを馳せて。
乞うご期待! 閉じる
第13回本公演 バレンタイン直前企画‘オレが原ゆうやだ!’Special 「Boy Z talkⅢ ―そしてインチキへ―」2014年2月 新宿ゴールデン街劇場
第14回本公演 七夕直前企画'オレ が原ゆうやだ!二番煎じ&二本立て'Special 「BoyZ talk Zero~Illegal Function Call/ BoyZ talk Ⅳ~導かれしクズ達」2014年7月 新宿ゴールデン街劇場
第15回本公演 バレンタイン直前非モテ企画‟大雪リベンジ”Special「オラハラ! BoyZ talk Between」2015年2 月 新宿ゴールデン街劇場
第16回本公演 今年も七夕直前非モテの願いよ星に届け企画 ”リカバリー of レッド” specia 「邪教~BoyZ Talk Brain~」 2015年7月 新宿ゴールデン街劇場
第17回本公演 OneDay Special「Pearls」2015年12月8日 新宿ゴールデン街劇場
第18回本公演 吹き荒ぶ非モテ春一番企画“Bitter 10th Diamond”スペシャル
「アサガオ・キッド ~BoyZ talk Sunrise~」2016年3月 阿佐ヶ谷アートスペースプロット
第19回本公演 暑中非モテ見舞企画"熱中Show Must Go On"special「BSU~Black Shibai Union~」2016年7月 新宿ゴールデン街劇場
第20回本公演 20times記念"時にはまじめに"リベンジスペシャル「室町シーザー」2017年3月 阿佐ヶ谷アートスペースプロット
第21回本公演 杉並演劇祭優秀賞受賞記念ありがとう企画!!『This is YAX』2017年11月 西荻窪遊空間がざびぃ
第22回本公演 2019フェスタ543参加作品『檻X』2019年4月 エリア543
第23回本公演 フェスタ543参加作品『中州トレイン』2019年11月 エリア543
再演 フェスタ543 No.4参加作品『檻X-オリックス- 改』2023年4月アルネ543
②別枠公演…1日か2日の短期間で短編作品集を上演するいわゆるオムニバス形式
第1回別枠公演 「原則一之巻」 2006年10月 新宿ゴールデン街劇場
劇団YAX直線による初のオムニバスコント集。
第2回別枠公演 「クラッシャーBANG!BANG!美学」 2008年4月 新宿ゴールデン街劇場
オムニバスコント集の第2弾。
ペドロ&カブリシャスの『五番街のマリーへ』の歌詞を物語化したコントや、新しい解釈の桃太郎など満載。
第3回別枠公演 「聖夜にYAX-MEN」 2008年12月 新宿ゴールデン街劇場
オムニバスコント集の第3弾。
クリスマスイブに反クリスマスを標榜する。
第4回別枠公演 「ろくでなしYAX」 2009年1月 新宿ゴールデン街劇場
オムニバスコント集の第4弾。
古紙回収に関する問題を扱ったコントや加山雄三のパロディなど盛り沢山。
裸電球Ver.5 「YAX・SENSE」 2010年3月 新宿ゴールデン街劇場
裸電球Ver.6「YAX JAPAN」 2011年9月 新宿ゴールデン街劇場
番外ハーレム公演 普通に年の瀬special『うはうはコロンブス~わかりはじめたベタ演劇~』2016年11月阿佐ヶ谷アートプロット
番外リバイバル公演『パールス改』2018年8月 新宿ゴールデン街劇場
ド年末番外公演 佐藤辰海演劇祭2019参加作品「斉藤和巳演劇祭」2019年12月 花まる学習会館王子小劇場
魂の公演「YAX魂~ポシャったらもう一回やればいいんだよ~」2021年7月 新橋bar魂
「名前の無い演劇祭・青」参加作品『女手JAPAN~女子手押し相撲金メダルへの道~』2022年8月 北池袋新生館シアター
リスタート公演 オフェンシブ朗読劇『もはや朗読ではない』2022年12月 メルシアーク神楽坂
「名前の無い演劇祭・黄」参加作品 『齟齬-So,go-』2023年3月 北池袋新生館シアター
「名前の無い演劇祭・緑」参加作品 セッツ組『煽風(センセーション)』2023年8月12日 北池袋新生館シアター
「名前の無い演劇祭・緑」参加作品 もなこ組『踊りゃ!』2023年8月20日 中板橋新生館シアター
「名前の無い演劇祭・紫」参加作品 『くず星マーチ』2024年3月24日 中板橋新生館シアター
これまで「別枠公演」と名乗っていたミニ公演を、今回より「裸電球」と改称。理由はよくわかりません。
松下電器がパナソニックに、福武書店がベネッセになったように、とりあえず別枠公演を裸電球とさせて頂きました。たぶん、触ると熱いからだと思います。
今回のテーマは「アタック」です。極めて皮肉なアタックです。
そして、叫ぶべきメッセージは「やろうと思えば出来るんですよ」です。
様々な種類の芝居を短篇集(オムニバス)形式で上演。
③ニュートラル公演…シェイクスピア等「原作」のある演目を当劇団なりに改編(改竄)して上演
第1回ニュートラル公演 「ジュリアス・シーザー」 2009年6月 阿佐ヶ谷アートスペースプロット
ニュートラル公演 FASE2 「アントニーとクレオパトラ」2010年6月 アートシアターかもめ座
劇団YAX直線は、熱く、ウザく、愚直に素直に一直線に演劇を創り続ける、明日の玄人を目指す素人演劇軍団であります。
素人というと未熟であるとか、クオリティが低いとかネガティブに解釈も出来ますが、当方では「成長中である(まだ伸びしろが抱負である)」「前例にとらわれない(固定観念がない)」と、前向きな意味で捉えています。